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多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「見ている人」言語って?


クリエイティブディレクターの箭内道彦さんが

NHKの番組に出演されていたとき、

こんなことをおっしゃっていました。

 

「企業言語を、見ている人言語に変換する」

 

さすがだなぁと感心させられました。

企業が消費者に向けてメッセージするとき、

あるいは従業員に向けてメッセージするとき、

どうしても「伝えたい」「届けたい」という想いが強すぎて、

自分たちの言葉=企業言語になりがちです。

 

それを受け止める人の言語に、どう変換するのか。

相手の言葉に置き換えて届けないと、

メッセージに共感してもらうことにつながりません。

その変換能力を鍛えるのは、

常に「企業言語」と「見ている人言語」を行き来しながら、

変換するトレーニングをしていくしかありません。

 

企業理念を考えるお手伝いをさせていただきますが、

経営者も「経営者言語」から、

「消費者言語」あるいは「従業員言語」への変換能力が問われていると実感します。

企業理念も相手に共感してもらえて、はじめて意味を成すものです。

ただ、それはなかなか難しいもの…。

だからこそ、リーダーシップコミュニケーションが注目をされているのだと思います。

 

経営者も会社員もクリエイターも、

常に相手の言葉に変換する能力が求められる時代です。

それはビジネスシーンにおいてだけではなく、

夫婦だって、友達同士だって、上司と部下も同じです。

 

つまり、相手の言葉に変換するのは、相手を思いやるということです。

言うは易し行うは難しですが、

変換することを意識している人とそうでない人とでは、

コミュニケーションに大きな差が出るのは間違いありません。

 

「その伝えたい言葉を、相手の言語に変換してみると?」