自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ニッポン手仕事図鑑

5年、10年先のことなんて考えず、「今を生きる」を貫く1年に

久々のブログですが、ちょっとキツかった1年を振り返りつつ、ハイボール片手にダラダラと書きます。最後の一行で、決意表明もします。(あっ、2023年もよろしくお願いします!) 今まで生きてきた45年の人生の中で、最も長い移動距離を記録した1年となった20…

ニッポン手仕事図鑑は、正社員を募集します![伝統工芸への本物の愛と、覚悟を持っている人を採用します]

「年間100人の後継者を産地に」ニッポン手仕事図鑑を立ち上げて7年目の今年、僕がミッションとして掲げた言葉です。 そして、オープンに掲げてはいませんが、その言葉の横にはいつも、こんな言葉が寄り添っています。「中途半端な関わり方、覚悟のない関わり…

職人さんと素早く打ち解ける方法

昨日今日と、長野県塩尻市で後継者インターンシップ(今回は商品開発編でした!)を開催していたのですが、この1年間、全国各地のインターンシップ開催中に、僕が何度か言われたこと。 「職人さんと、打ち解けるまでが早い」 そう言われてみると、確かにそう…

ニッポン手仕事図鑑は、新しいメンバーを募集します【プランナー・プランナーアシスタント(正社員 / 業務委託)】

新規事業予算、5万円。とてもとても小さな一歩からはじめた動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』は、今月で7周年を迎えました。そして今日、1月23日は株式会社ニッポン手仕事図鑑の会社設立日。法人化をして、3年が経ちました。 7年という年月は、あっという…

僕らのギアは、まだ「1速」

今日から24日のクリスマスイブまで、僕は愛知→岡山→島根→広島とめぐる、2021年のラストスパートに入りました。というわけで、年内はもうチーム全員で集まることもできないので、出発前に全員で集まり、来年に向けての方針や計画の話をざっくりとしてきたので…

“本物の黒”を知ったとき、いつもの黒が“本物の黒”でないことを知る

今日はまず、このツイートから。 ビフォーアフターに注目!タオルやミニトートが、「本物の黒」に!*写真の一番奥にあるTシャツが 一般的に売られている商品の黒。 違いを見比べてみてください。名古屋黒紋付染と今治タオルのコラボレーション! pic.twitte…

インターネット検索では「聞こえてこない声」がある

新型コロナウイルスの影響で先延ばしになっていた後継者インターンシップを、ようやく開催することができました。1年間自粛して、自粛解除後も第4波、第5波の影響でさらに延期、延期、延期…が続き、1年8ヶ月ぶりの開催。本当に「やっと…」という想いでの開催…

【祝 毎日連続更新7年】負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと

2014年10月からブログの毎日連続更新をはじめて、今日でちょうど7年。改めて振り返ってみると、まあまあな年月です。 最近はありがたいことに仕事がとにかく忙しく、スキマ時間で猛ダッシュで書きなぐり、ろくに推敲もせずに公開するので(「昔は文字校正の…

僕の役員報酬は「0円」です

3連休の中日で、ブログを読む人も少ないと思いますので、今日は少し夢のない話を書きます(と言いつつ、最後は夢のある話を書きますが…)。 僕がニッポン手仕事図鑑を立ち上げたのは、2015年1月。そこから必死に、それこそ死ぬ気でやってきた結果として、201…

残念ながら、伝統工芸に関わりたいという人たちの多くは、リスクを取らない

伝統工芸に関わる人、または関わりたいと考えている人たちと話をしていると、よく「覚悟を持って」という言葉が出てきます。中途半端に関わることで、職人さんや産地にとって“良かれと思ったこと”でもマイナスに働くことが多々あるので、「覚悟を持って関わ…

結果を出せば「希望」となり、結果が出なければ「絶望」となる

ニッポン手仕事図鑑を立ち上げると決めて、僕がはじめて「映像を撮らせてください!」とオファーメールを送ったのが、神奈川県横浜市にある「築地活字」さんでした。 ニッポン手仕事図鑑のサイトもまだ完成しておらず、何者かもよくわからない動画メディアか…

「映像のクオリティ」とは、「映像のクオリティ」だけではない

今日の記事のタイトルを見て、「えっ? 日本語がおかしくない? なにかの間違い?」と思った人も多いと思います。でも、間違いではありません。今日のタイトルは『「映像のクオリティ」とは、「映像のクオリティ」だけではない』であっています。 僕らは先日…

1個売れたら「希望」になるけど、0個だったら「絶望」になる

「1個売れたら『希望』になるけど、0個だったら『絶望』になる」 これは先日、僕がチーム内でのミーティング時に使った表現です。無意識に自分の口から出てきて、自分で言っておきながらハッとしたので、すぐにメモをしました。 僕らは現在、全国の産地から…

荒々しい海で生き残るための、弱者のリアルな戦術

新規事業としての予算、5万円。当時の社員数、7名(確か…)。オフィスの広さ、少し大きめのワンルームくらい。 2015年1月、ニッポン手仕事図鑑をリリースした当時の状況です。2013年には東京オリンピックの開催が決まっていたこともあり、“これから注目され…

小さな一歩を積み重ねていけば、当時の自分には想像できなかった場所へ行けたりする

このブログの毎日更新をはじめたのは、2014年10月。動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』のリリースを、2ヶ月後に控えていたタイミングでした。 企業の新規事業にもかかわらず、『ニッポン手仕事図鑑』という事業に与えられた予算はたったの5万円。当然、宣伝…

「ビジネス」ではなく「メディア」を育て、「収益」ではなく、「ファン」を増やしてきた

途中まで書いていた記事があったのですが、「あっ、やっぱり今日は“あのネタ”を書かないとダメじゃない?」と思い直し、書き直すことにしました。 “あのネタ”とは何か?答えはこれ。 ハッピーバースデー!メンバーすらも覚えていないと思いますが…。今日は、…

職人さんを応援したい人は、職人さんに“応援してもらえる人”になろう! 〜日本のものづくりに貢献する仕事がしたい人が大事にするべき「ふたつのこと」〜

来年の1月、ニッポン手仕事図鑑に新しい仲間が加わるのですが、その仲間も僕らが採用活動をしていたからではなく、「日本のものづくりに貢献する仕事がしたい!」とラブコールをいただき、いろいろと話し合った結果、(弊社に足りないポジションを埋めてくれ…

ニッポン手仕事図鑑が欲している人材

今、ニッポン手仕事図鑑には、「一緒に働きたい!」という人たちからの問い合わせが増えています。それはビデオグラファーはもちろん、日本の伝統工芸の振興に少しでも貢献したいという社会人、そして学生さんとさまざま。僕はいかにこういった方々を巻き込…

『ニッポン手仕事図鑑』の名前が、教科書に載った日

昨日、盛岡市役所で職員さん向けの講座を担当させていただいたのですが、その講座が終わったあと、ひと息ついてスマホでメールをチェックしていると、信じられない朗報が届いていました。 『子どものためのニッポン手仕事図鑑が、2021年度の中学2年生の国語…

なぜ、「ニッポン手仕事図鑑で働きたい」という人を、僕は巻き込めないのか?

今日は“答えのない記事”をつらつらと(だらだらと)書きたい気分なので、最後まで答えは出しません…。 実は緊急事態宣言が出された4月7日あたりから今日まで、一切募集をしていないにもかかわらず、「ニッポン手仕事図鑑で働いてみたい!」というご連絡を非…

「ブルーオーシャン」は、どこにある? まさか、◯◯◯の中にあったりする?

多くの人がきっと1度くらいは、「ブルーオーシャン」「レッドオーシャン」というワードを聞いたことがあると思います。 ウィキペディアで調べてみると、そこには『競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」と…

未来の後継者を、産地の未来を、そして地域の可能性を、僕らはつくっていく

今日は「ニッポン手仕事図鑑」のお話を。 すでにツイッターやフェイスブック等でシェアしているので、中にはご存知の方もいらっしゃると思いますが、僕らが2年前から開催している『後継者育成インターンツアー』の参加者から、ついに“後継者”が誕生しました…

「技術力が高い=心を動かせる」ではない

“伝える人”を増やしていくことで、 日本のものづくりの未来のために、 何か小さくても波を起こせるのではないか。 そんな思いつきから「とりあえず、小さなところからやってみるか!」とはじめた『ニッポンものづくりフィルムアワード』が、 このような素晴…

運は「粘り」で、できている

2014年の10月から毎日更新を続けているこのブログ。その毎日更新がリアルに途絶えそうだった日が、1日だけありました。それが、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げて、2年目に開催した感謝イベント『えん会』の当日。あの日、どうしても事前にブログを書く時間が…

人手不足の時代の、もっとも重要な採用活動は「未来において違わぬ行い」をすること

今年の2月、僕らニッポン手仕事図鑑は、2回目の「後継者育成インターンツアー」を開催しました。インターン先に選んだのは、木曽漆器と松本家具の工房。応募期間が短かったにもかかわらず、6名の定員に対して、約80名の学生さんが応募をしてくれました(連れ…

今日は、僕が一緒に働いているメンバーの自慢をしよう

個人のツイッターで投稿をしまくっていましたが、この4日間、ずっと秋田県鹿角市に滞在をしていました。滞在の理由は、「湯瀬ホテル」という僕が大好きで、お部屋もお風呂もお食事もすべて、誰にでも自信を持ってオススメできるホテルのプロモーション映像の…

◯◯を変えれば、「伝わり方」は変わる

今日は東京都が主催する「江戸東京きらりプロジェクト」の『東京100年企業フォーラム』のトークセッションに登壇してきました。 編集長の講演!「伝統工芸には、作り手、使い手、そして『伝え手』の存在が大切」 pic.twitter.com/b9LGbRqv5D — ニッポン手仕…

「後継者」って、誰のことだろう? どういう意味だろう?

昨日と今日の2日間で開催した、ニッポン手仕事図鑑の「後継者育成インターンツアー」の第二弾が、無事に終了しました。昨日は長野県塩尻市で木曽漆器の工房をめぐり、今日は長野県松本市で松本民芸家具の工房を見学したあと、五常という地域にあるゲストハウ…

大切な人の想いを託すメディアとして、選んでいただいた幸せ

今日、「ニッポン手仕事図鑑」のお問い合わせフォームから、とてもありがたく、個人的にも嬉しいご連絡をいただきました。 連絡をくれたのは、その土地の食文化をつくり、その土地で暮らす人々の生活を支えてきた“つくり手”の娘さん。娘さんが「最高の」と、…

「株式会社ニッポン手仕事図鑑」設立のお知らせ

この記事を書いてから、もう4年の月日が流れました。短いようで、でも振り返ってみるとものすごく長くて、それでもやっぱり、あっという間の4年間でした。とにかく密度が濃かった…。 本日2019年1月23日、「株式会社ニッポン手仕事図鑑」を設立しました。 201…